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年始の読書本

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RICOH GRDigital Ⅳ / GR LENS 28mmF1.9

正月はゆっくり読書... 前々より読みたい本や雑誌が沢山あり、
年末に地元の丸善に駆け込み購入。

今回購入した本のなかの一冊をご紹介。

直島誕生」
過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録 
秋元雄史 著

昨年の春に訪れた直島(詳細はこちら)。
きっかけは3年毎に開催される「瀬戸内国際芸術祭」の現代アートを直に見て触れてみたいと思い立ち、
世界中から人々が押し寄せる今年の芸術祭開催前(4月26日より)に訪問することにしました。

(正直言いまして、この頃は「現代アート」とは何ぞや?の状態でした(笑)唯一知ってるのは草間彌生さん、杉本博史さんくらい)

メインの会場となる直島は、かつて大手企業による銅発掘開発により島全体が禿山のようになった島。
閉山後、人々は島外(本州)へ移住し、高齢者のみがひっそりと暮らす風光明媚な島になりました。

岡山県に本社を構えていた福武書店(現 ベネッセコーポレーション)に中途入社した秋元氏(東京藝大出身)は、直島の再起を
ベネッセ所有の美術芸術品を新たな観光客誘致のための仕掛けとして活用、美術館を兼ねたホテル建設(設計は安藤忠男氏)、
そして、島の将来に向けた永続的な発展には「現代アート」が必須であるとの持論に基づき、杉本博史氏、内藤礼氏、
草間彌生氏他の著名な作家、そして海外からはデ・マリル、ジェームズタレルの新進作家らを誘致。
ベネッセの社会文化貢献、特に印象派(モネ等)と現代アートとの融合により、
日本のみならず世界から注目をあびる直島に発展させたドキュメンタリー本となります。

美しい瀬戸内と現代アートの共演...
是非、機会あれば一度訪れてみてはいかがでしょうか?私もまた春に再訪の予定です。
(直島をはじめとする島々へは香川県高松市からフェリーで1時間圏内です(岡山県宇野港からもアクセス可能)


今年の2019年瀬戸内国際芸術祭の詳細はこちら↓


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by hasseleica | 2019-01-02 15:00 | 日々徒然 | Trackback | Comments(0)

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